写真版ぐるめ部長の『ほぼ高槻』グルメガイドvol.1

画像の無断使用はご遠慮ください。ヒトサラなどに食べログから提供された画像も含みます。地元のキュレーションサイトに結構使われてしまったので、こう書かざるを得ません(^^;)

コラム 【私の望み 積極的に死を選ぶ権利】

 ぱくたそ-フリー素材






2019年3月10日投稿






東京の公立福生病院で、腎臓病患者の女性が、人工透析を中断し死亡した事件。
大変な苦しみだったらしい。
このケースに当てはまるかどうか分からないけど、治療の中止というと「尊厳死」という言葉が思い浮かぶが、あんまりにも苦しくては、人間の尊厳もヘッタクレもないような気がする。


せめて苦しくないように、してあげられなかったのか。


苦しむことは十分予想できたのに。
その苦しみを目の前で見ていた医師は、平気だったのか。


透析中止イコール安楽死ではない、ということが、この女性にどれほど伝わっていたのか。


医師・病院側の言い分もあるので、詳細は今後、明らかになって欲しい。
そして、これを機に、国で、安楽死や死を選ぶ権利について議論して欲しい。
なぜなら、私は死を選ぶ権利、特に※積極的に死を選ぶ権利を望んでいるから。


私は今、どこも悪くはないし家族もいるけど。
ゆくゆくは病気になるだろうし、1人きりにもなるだろう。
自分で寿命を決めて、計画的にお金を使って、キチンと身辺整理をして。
苦しまず合法的に死にたい。
自殺は周りに迷惑だし、怖いからしたくない。


それが私の望み。


自分の死をコントロールするなんて、生き物として不遜だとは思う。
でも、人間は単なる動物じゃない。
終点を定めることで、そこまでの生をより良いものにしたい。


コントロールしようとしても、できないかもしれない。
人生がままならないものだなんてことは、よく分かっている。
阪神大震災も、夫の大病も経験した、家族の介護歴はほぼ20年。
そろそろ、ここまで頑張ればもうイイよ、というゴールが欲しい。


若い頃、自分勝手に好きなように生きていたので、悔いはない。
ほんの少しだが、ヒトの役にも立てたと思う。
最期、キレイに穏やかに終われたら、私は私の人生に大満足だ。
この気持ちを保ち続けたい。


それにしても・・・
夫によると、病室で女性は「(透析中止を)撤回したいな」と生きる意欲を見せた。「私からも外科医に頼んでみよう」。そう思って帰宅しようとしたところ腹部に痛みが走った。ストレスで胃に穴が開き、炎症を起こしていた。外科医に「透析できるようにしてください」と頼み、同じ病院で胃潰瘍の手術を受けた。翌16日、麻酔からさめると女性は既に冷たくなっていた。
・・・これが本当なら、なんて切ない。


















※積極的に死を選ぶ権利については・・・







に参加しています、クリックして頂けると嬉しいです♪♪