コラム 【変わったのはドッチ?】
実家の母が遊びに来ると言う。
チャンス!、ついでにザッハトルテ買って来て~、とお願いする。
神戸の実家が建ってるのは、何の変哲もない住宅街の中。
なぜかそんな所に、素敵なウィーン菓子のお店がある。
もともとは元町にあったのだけど、20数年前に移転してきた。
元町の頃から、ココのお菓子が大好き。
家庭教師で稼いだバイト代を、遊びでもなく洋服でもなく、
チョコレートやザッハトルテに費やした。
バブルの時代なのに、ワンレンでもなくボディコンでもなく、
お菓子の食べすぎで、はちきれそうに頬っぺたの丸い女子大生…
そんな?思い出のお菓子だけど、結婚して神戸を離れて以来、
20年近く、全然食べる機会がなくて。
さてさて、いざ実食♪、いっただっきま~す♪♪
あれ?、なんか違う…
もうちょっと、チョコレート濃度が高かったような。
もっと、シットリしていたような。
思ってたほどには、美味しくなかった…
なんでだろ?、思い出を美化してたのかな?
ケーキというと、タカラブネ・不二家・コトブキで育ってきたから、
街のケーキ屋さんのケーキが、それだけで衝撃だったのかな?
20年の間にいろんなケーキを食べて、ケーキってスゴク進化してるから、
相対的に美味しさの地位が低下したのかな?
ケーキが実際に昔とは違うのかな?
変わったのは、自身の記憶や感覚か、それとも、ケーキか。
自分の内部か、自分の外部か、どっちだろ??
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