写真版ぐるめ部長の『ほぼ高槻』グルメガイドvol.1

画像の無断使用はご遠慮ください。ヒトサラなどに食べログから提供された画像も含みます。地元のキュレーションサイトに結構使われてしまったので、こう書かざるを得ません(^^;)

コラム 【彼女の世界】



私のママ友。


息子が赤ちゃんの頃からだから、もう15年以上の付き合い。
ともに趣味のサークルを運営している、相棒。


自分の意見をハッキリ言えるヒトで、行動力もユーモアもある。
みんなから信頼されてるし、私も信頼している。


でも、この頃、彼女と一緒にいるのが息苦しくなってきた。
なぜか?、それは、例えばこんなコトが・・・



Aちゃんという女の子とそのご両親という、
子供を介した私達の共通の知人一家が、ある行政上の手続きを利用。
私は、知人一家のためには、それはイイコトだと思った。


もちろん、メリットばかりではなく、デメリットもあるのだけど。
そんなのは当事者が百も承知、Aちゃんに関することなので、
イロイロ考えて悩んで話し合った上での選択だろう。


が、彼女の意見ではこうだ。
「そんなコトして、Aちゃんがカワイソー」。
10年ほどして、デメリット部分が現れたときには、喜色満面で、
「ほら、やっぱり」。


彼女は、Aちゃんやご両親が困るコトが、そんなに嬉しいんだろうか?



似たようなコトが再々あり、そのたびに思うようになった。
「彼女は、自分より上手くやっているように見えるヒトに対して、
 強烈な不公平感を覚えるんだな」。


だから、それが訂正されたように見えたときには、大袈裟に言うと、
社会正義とか勧善懲悪が実現されたように感じるんだ。


たとえそれが、自分の親しい友人・知人であっても、だ。



ここで、私にとっての問題は、彼女が100%イヤな人間じゃないというコト。


彼女は、強烈な不公平感と表裏一体に、同じくらい強い公正さも持っている。
自分よりも困っていると思う相手には、とても親切。
持ち前の行動力で、躊躇なくサッと援助の手を差し伸べる。
私も、何度も助けてもらった。


キライになりきれない・・・だから、今でも友達だ、でも、息苦しい。(笑)



それにしても、常に自分と他者を比較せずにはいられない、彼女。
比べて、瑕疵を見つけて、こきおろさないと、心の安定が得られない。


彼女の世界は、なんて、不公平に満ち満ちているのだろう。
そんな世界に生きていて、彼女は果たして幸せなんだろうか?


いや、案外、彼女なりの社会正義の実現に忙しくて、充実してるのかも。(笑)




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