写真版ぐるめ部長の『ほぼ高槻』グルメガイドvol.1

画像の無断使用はご遠慮ください。ヒトサラなどに食べログから提供された画像も含みます。地元のキュレーションサイトに結構使われてしまったので、こう書かざるを得ません(^^;)

コラム 【魔法の言葉】





「ナンバー・ワン」でもなく「オンリー・ワン」でもなく。
何かの時に、私が心の中で唱える言葉、それは「ワン・オブ・ゼム」。



例えば・・・、自分だけ何故こんな不公平な目に、と思うような時。


「ワン・オブ・ゼム」と唱えながら、
心理学や社会学や福祉や体験談などの本を読むと、ハッと目が覚める。
自分だけじゃない、ありふれたコトなんだと、どっぷり浸った主観の沼から這い上がれる。



例えば・・・、自分が責任者となった物事が上手くいかなかった時。


反省は必要だけど、反省は反省として、
他者からの非難や苦言をシレッと受け流す、鉄面皮も必要だ。
そうでなく、いかにも気に病んだふうに弱々しくあると、
逆に他者は遠慮して、言うべきコトを言えなくなる。
それに、次に続けていく強さも演出しなくては、他者はついてこない。
そんな時の心の支えが、「ワン・オブ・ゼム」。
想定され得るいくつかの事態の1つが、起きたに過ぎない。
クヨクヨしてないで、サッサと次善の策に取り掛かろう。



例えば・・・、人間関係が悪化した時。


その相手のコトで頭をイッパイにするのではなく、「ワン・オブ・ゼム」。
相手は複数の人間関係の1つに過ぎない、自分の全てではない。
ソレが特に親しい間柄、配偶者や親兄弟であってもだ。
大勢のうちの1人、あるいは、生活の中の多くの場面のうちの1つに過ぎない。
心の全部じゃなく、一部分だけで対応すれば良い。



例えば・・・、誰かを好きになった時。


思いが届くとは限らない。
届いたとしても、好きなヒトを独占できるとは限らない。
「ワン・オブ・ゼム」、好きなヒトにとって自分はその程度の存在なんだ。
そう肝に命じておけば、深追いしない、深くは傷つかない。



「ワン・オブ・ゼム」、便利このうえない魔法の言葉だ。
でも、同時に、厳しくて寂しい言葉だな。






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