写真版ぐるめ部長の『ほぼ高槻』グルメガイドvol.1

画像の無断使用はご遠慮ください。ヒトサラなどに食べログから提供された画像も含みます。地元のキュレーションサイトに結構使われてしまったので、こう書かざるを得ません(^^;)

コラム 【共白髪】





『共に白髪の生えるまで』。
仲良く一緒に年を取っていければイイね、という意味の言葉。


フツーは夫婦間に適用される。
実際にはすでに、頭髪も頭髪以外の場所も、『共白髪』。
お互いに、発見済みw
たぶん、平均寿命が今よりずっと短かった頃の言葉なんだろう。


でも最近、別に夫婦じゃなくても、特別に親しい相手とではなくても。
この言葉って当てはまるんじゃナイかな、と思うようになってきた。



例えば、身体が不自由な家族がお世話になってる、福祉機器メーカーの担当者。
私より少し年下の男性、もう10年以上の付き合いではあるけれど。


べつに、友人じゃない、知人と言えるかどうかも分からない。
家族の車椅子や補装具や日常生活用具を巡って、時に協働し、時に利害が対立。
それだけの相手だ。


その彼に、車椅子のタイヤを見てもらっていたとき、
かがんだ彼の頭部に、白髪がたくさんあるのに気付く。
最初、知り合った頃には、白髪なんて1本もナイ若者だったのに。
知らない間に年を取ったんだねぇ・・・


とはいえ、それは私も同様、白髪は染めるほどあるし、シワも増えた。
YOUNGな奥さんだったのが、いつの間にやらOLDな奥さんにw
きっと彼には、そんなふうに思われてるんだろうなぁ・・・



これもまた、『共白髪』と言えそうな気がする。


彼に対して、べつに愛情も友情も感じてはいないが、信頼と信用はしている。
生活全般には関わらないけど、ある場面では重要なポジション。
なにより、継続的に関係性が保たれている。
これからも、しばらくはそうだろう。


部分的なつながりではあっても、一緒に時間を積み重ね、年を取っていく。
そんな相手も、大切な、『共白髪』のパートナーだ。



ちなみに彼とは、頭髪以外の白髪を発見しあう仲になる可能性は全くナイ。
すこし、残念?w






人気ブログランキングに参加しています、クリックして頂けると嬉しいです♪♪