写真版ぐるめ部長の『ほぼ高槻』グルメガイドvol.1

画像の無断使用はご遠慮ください。ヒトサラなどに食べログから提供された画像も含みます。地元のキュレーションサイトに結構使われてしまったので、こう書かざるを得ません(^^;)

6月1日オープン 高槻本格和食に新星 【天神町 むら田】






2020年7月訪問 7月6日投稿


(ここに含まれる情報は全て訪問時のものです)
(価格は全て税別表記です)






夜のガッツリふたり飲み。前回、【串あげ草馬】さんに行ったのが2月だから、約5か月ぶり。






今回のお店は6月1日オープンの日本料理店。料理はコースのみ¥10000、¥15000。「昼は要予約」とのコトですが、夜も要予約。






場所は、上宮天満宮(天神さん)の階段下の交差点のチョット西。【エッソンス・エ・グー】さんと【セレンテーブル】さんの間。【はる野】という居酒屋さんだった店舗。JR高槻駅からは徒歩5~6分。






白木?白木風?を使った、すっきり清潔感のある、日本料理店らしい店内。カウンターのみ8席。ハイチェアではない、座り心地の良い椅子。歩道と敷地の間に少し段差があるけど、介助者がいれば車椅子でも大丈夫そう。カウンターの向こうは、面一ではないが、手元が良く見える調理台。その足元は、客席の床より低くなっていて、お店のヒトと客の目線が合う。






お邪魔したのは土曜日の午後7時。他にお客はナシ。お店のヒトは2人。まだ若いご主人と、サービスの男性。ナプキンあり。オシボリふかふか。






ビールは瓶のみ。エビス or スーパードライ。歩いて行ったので暑くって、頭の中はビールへの欲求でいっぱい。ワインとかウィスキーのチェックを失念💦






私達が予約したコースは「椛(もみじ)¥15000」。
その内容は・・・






先付 車海老 鮑 じゅん菜 アボガド 煮凍り 松の実
葡萄の葉っぱを取ると、キラキラとした煮凝りの中に食材が詰められてる。底には白いペースト状のもの。松の実で出来ているそうで、ココナツミルクと杏仁豆腐の中間のような風味。






椀物 甘鯛酒塩焼き 加茂茄子 三度豆 柚子
三度豆が縦に切られていてビビる。暗色の塗りの椀の内側が青海波のような金彩の文様。渋さから豪華への転換が楽しい。






造り 鱧三種 釜あげ 焼き霜造り たたき 皮せんべい
目の前で骨切り。ザクザク連続する音が心地よい。釜あげは「落し」と違い温かいまま、梅肉醤油で。焼き霜造りは皮だけ炙って、ちり酢で。たたきは味がついてるので、そのまま。






造り 鮪黄ニラ巻き
すりおろした山葵入りの醤油のジュレで。添えてある野菜がリズミカル。ユーモラスな魚の形の器に動きも添える。






御凌 とり貝握り






冷もの 糸瓜 オクラ 鴨ロース 夏野菜ゼリー寄せ 酢味噌
七夕になぞらえて。きらびやかなガラス器が、他の色味を抑えた和食器と対照的。






生きた鮎登場。上から氷の冷気で冷やしてるのは、動きを抑えるためかな? 目の前で串を刺して、青海波文様の陶器のコンロに炭を入れてじっくり焼いてくれる。






焼き物 鮎塩焼き 蓼酢
生きて泳いでるような。まだ若い鮎なので、頭も骨も丸ごと。カリッ、ジュワ~。






合肴? 茶碗蒸し的冷鉢
海老出汁だったかな? この辺からお酒のせいで記憶が曖昧💦 可愛い見た目と、食感・温度の違いで、口直しに良い。






炊き合わせ 鰻白焼き 冬瓜 金時草
終盤にきて鰻、豪華。意外性の演出が上手。






続いて、食事と甘味は・・・






土鍋ご飯 うっかり土鍋の撮影を忘れてしまいましたが、何か高価な魚の身がボンっとのっかってて、炊き上がりを目の前で、崩して、混ぜて、出してくれる。余ったぶんは折りに。2軒目の【サケバーアクタ】のマスターに差し入れたら、たいへん美味しいと喜ばれた。






汁物 海苔






香の物






熱いお茶






パッションフルーツのソルベ 杏仁豆腐






白小豆の冷たい汁粉 シナモン?
中に入ってるのは何だったか忘れた💦 白小豆とは珍しい。(白餡の材料は白インゲン) 尾をひくホウキ星のように見えなくもない。






白小豆(しろあずき)とは・・・
独特の風味があとを引きます 小豆の仲間で栽培が難しく高価で珍しい豆です。 赤小豆とは違う独特の風味が特徴で、京菓子などで人気があります。 通常、白餡には「手亡」が使われますが、白小豆の餡はそのさっぱりとした風味と舌触りで高級餡としての需要は絶えることがありません。






抹茶






2人で飲んだ飲み物は・・・






◆エビスビール 中瓶 ¥900?╳2 お値段うろ覚え。






◆アサヒスーパードライ 中瓶 ¥900?






◆ウーロン茶 ¥500? お値段うろ覚え






◆宮城 綿屋 特別純米 1合? ¥1200
趣のある陶磁器の酒器で。






◆長崎 よこやま 純米吟醸 1合? ¥1200
カットの美しいガラスの酒器で。











以上12品で、税込合計¥39100。
あ~美味しかった、大満足。
ちなみに「梅¥10000」は9品?のようです。






店内は本当に、物がない。(品書きも無かったのはチョット残念) お花は小さいし、包丁一式も飾られていない。その代わり、物語性のある献立と、よく考えられた器が引き立つ。お値段は高めですが、十分満足できるお店です。






なお、ご主人は【露庵菊乃井】【鮨む田】【柏屋】で修業を積んだ料理人だそう。門上武司さんのブログで紹介されているので、『あまから手帖』に取り上げられるのも、そう遠くはないかも。






店舗情報に関しては・・・







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