コラム 【苺のヘタ問題】
20年ほど前、ちょうど今頃の季節、夫の祖父がなくなった。
葬儀会館で通夜と葬儀を執り行うコトとなり、親戚一同、ソコに集結。
誰かが「おやつに」と、苺をたくさん買って来てくれて、
私と小姑が「苺洗い係」に任命される。
で、2人で給湯室を借りてセッセと洗ったのだけど。
ヘタを巡って口論勃発、・・・何故か?
私は、「苺のヘタは取りましょう」。
小姑は、「苺のヘタは付けたまま出すもんでしょ」。
180度の立場の違い。
「取ってから出さないと、食べにくいでしょ」。
「ヘタを持って食べるから、イイんじゃない」、
「ヘタが付いてるほうが見た目がイイでしょ」。
今なら絶対に譲らないが、当時はまだ結婚したばかりの、若妻。
年上の小姑に譲歩してしまった。
結果は。
各自が取ったヘタを置いておく器が必要になった。
指先を拭くモノを要求され、ウェットティッシュがなかったから困った。
生ゴミ専用のゴミ箱に捨てるため、改めてヘタを集めなければならなかった。
イイコトないじゃん!
見た目より、食べやすさでしょ、やっぱり!!
昔のハナシだけど、今でもたま~に、このコトを思い出すときがある。
それは、ケーキの飾りの苺にヘタが付いているときだ。
そりゃぁね、緑の葉っぱは映えるよ、赤い苺に。
でも絶対、指にクリームが付いちゃうよ。
見た目よりも食べやすさ、虚より実を優先してほしいと、強く思う。
なお、類似の問題として、「プチトマトのヘタ問題」が挙げられる。
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