写真版ぐるめ部長の『ほぼ高槻』グルメガイドvol.1

画像の無断使用はご遠慮ください。ヒトサラなどに食べログから提供された画像も含みます。地元のキュレーションサイトに結構使われてしまったので、こう書かざるを得ません(^^;)

コラム 【オトコの弱音】




3年前。


高校生になる前の春休み、ナーバスになってた息子。
勉強、友人、新しい環境に向かうのが不安だったらしい。
暗い顔で、「ついていけるかな~」とよくクチに。



それで、ああ息子は弱音をオモテに出すタイプなんだな、と。
父子なのに、そういうトコロは夫に似ていないな、と。


夫は、特に面白いコトも言わない代わりに、愚痴も言わない。
何があっても柳に風というか、淡々と事に接している。


私に対してもそんなカンジ。
もしかして、私に親しみを持っていないんじゃないか?
距離を感じ、そう寂しく思うコトもあったほど。



昨年、病に伏して、自分の明日がどうなるかも分からなかった頃でも、
夫はいつもと同じ、淡々として、全く弱音を吐かなかった。


本当はさぞかし不安だったろうに。


でも、それで私も、いつも通りの夫にいつも通り接するコトが出来た。
心配なのは心配だし、不安は不安としてあったのだけど、とりあえず、
しないといけないコトをしているウチに、日が過ぎて夫が回復してくれた。


取り乱さず、気持ちをシッカリ持っていられたのは、夫のおかげだ。
夫が弱音をクチに出していたら、私も弱音を上げていただろう。
夫が淡々としていたので、私も淡々と日常を送れた。



男のヒトの弱音を聞くと、私は心が穏やかでいられなくなる。
男のヒトの不安が伝播し、自分も不安になってしまう。
そんな話はしないで欲しいと、耳を塞ぎたくなる。


私は、ココロが弱い人間だ。


冷たいと思っていた夫は、実は、強い人間なのかもしれない。
私は、守ってもらっていたのかもしれない。


そう、夫を見直した。
もしかして、夫に惚れ直した、かもねw



不思議なのは、女友達の愚痴や弱音は平気なコトだ。
ランチしながら、お酒を飲みながら、お互いに言ったり聞いたり。
全然イヤじゃなくて、むしろ楽しかったり、する。


う~ん、なんでだろう?
男のヒトに対して、強さを期待しすぎちゃってるのかな?
だから、男のヒトの弱音が苦手なのかな?


自分でも、よく分かんない。




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