コラム 【電車に乗ったことがない子供】
といっても、とんでもない辺境のコトではなく。
現代日本のハナシ。
映画『アナと雪の女王』を観たときの連想なのですが。
姉のとばっちり?で、一緒にお城に閉じ込められていた、アナ。
発達上、何の問題もナイ訳、ないですよね?
お城の門が開いた途端、外に飛び出して、ショーモナイ男につかまったw
同年代の同性集団で過ごす機会や、異性と接する機会がなかったから。
ヒトヅキアイの基本を習得できていない。
ひるがえって、重度の身体障害や知的障害をもつ家族がいる、子供。
障害をもつ本人や、直接の介護者に焦点があてられがちだけど。
同じ家庭で生活している子供に、何の影響もナイ訳、ない。
「電車に乗ったことがない子供」は、ほんの一例。
車椅子を利用していたり、医療的ケアが必要だったり、
じっとしていられなかったり、パニックがあったり。
そんな家族とともに移動するとき、介護者としては電車は忌避したい。
ほとんどの場合は、車を選択する。
もちろん、家族みんなでおでかけ、のときもだ。
かくして、「電車に乗ったことがない子供」の一丁あがり。
私の息子も、そうだった。
さいわい、幼稚園の遠足で初めて、電車に乗らせてもらえた。
幼稚園のときの幼い息子が、「今日、電車にのったで!」と、
嬉しそうに報告してくれたのを、今でも忘れられない。
きっと、他にも不自由な思いをいっぱいさせてしまったんじゃないだろうか。
何も言わないから、分からないけど。
人気ブログランキングに参加しています、クリックして頂けると嬉しいです♪♪